AIR DOで東京〜帯広、音更からのリモートワークで広がる新しい働き方【北海道】

羽田空港〜とかち帯広空港〜道の駅 おとふけ〜音更昭和笑学校〜帯広あじ福

十勝おとふけの地域密着型コワーキングスペースの魅力

2025年冬の北海道車中泊の旅(Part10)
初日:2025/01/10

早朝の東京でのスタート

しじみ70個分のちから おみそ汁

永谷園 しじみ70個分のちから おみそ汁

2025年1月10日(金)の始まりは3時45分、東京のホテルで目覚めるも、二度寝を決行し4時55分まで熟睡。5時04分にホテルを出たが、予定していた5時08分の電車には間に合わず。新幹線と普通電車の改札間の距離を甘く見ていた。八重洲北口方面に行くべきだったのだ。

待ち時間に「しじみ70個分の力!」と大々的に謳うしじみ味噌汁を自販機で購入し、昨晩の胃をいたわる選択をする。この缶スープ、身体にじんわりとしみてくる。

初のAIRDO搭乗、帯広への直行便

羽田空港から見える富士山

羽田空港から見える朝焼けの富士山

今回は東京での打ち合わせがあったため、この機会を活かして羽田空港から帯広空港までAIR DOを利用することにした。

普段は関西からの移動が多く、帯広までの直行便がないため、ピーチで新千歳空港まで飛び、そこからミルキーライナーバスを使って帯広へ向かうのが定番。

しかし今回は、東京から出発するスケジュールが組めたおかげで、念願の直行便を利用するチャンスが巡ってきた。

AIR DO機体

今回、初めてAIR DOを利用させていただきます。

予約したのは、朝6時55分羽田空港発、8時25分帯広空港着の便。短時間で帯広まで移動できる利便性に加え、初めてのAIR DO利用に期待が高まる。旅の新たな選択肢として、この直行便の快適さを実感したいところだ。

新千歳空港のairdoのカウンター

新千歳空港のAIR DOカウンター

5時17分の電車で羽田空港へ向かい、6時06分に保安検査を無事通過。6時55分発の帯広行き便に搭乗。

ほたてスープ

AIR DOのドリンクサービル。ほたてスープを選びました。

機内ではコーヒーではなく、胃に優しい「ほたてスープ」を選択。このスープが朝の空腹に絶妙にマッチし、癒しのひとときを提供してくれる。

今回、東京から帯広までの直行便を利用してみて、その快適さに驚いた。通常は関西から新千歳空港経由でバスを乗り継ぐ手間と時間がかかるが、この直行便なら移動時間が大幅に短縮され「こんなにも楽なのか!」と改めて感心した。

とかち帯広空港

帯広には10回以上来ていますが、初めて「とかち帯広空港」に降り立ちました。

8時25分、帯広空港に到着。飛行機の窓から見下ろした十勝平野の景色は、新千歳空港で見慣れているそれとは別だった。

市内への移動は十勝バスを利用。スイカは使えなかったが、ペイペイで支払いができてスムーズだった。

帯広空港から市内へと向かう道

帯広空港から市内へと向かう道

バスの窓からは日高山脈と広大な畑が広がり、その絶景に見惚れる。雪化粧をまとう広大な畑が広がり、その先には雪のない山々が顔をのぞかせる。このコントラストの美しさは、すべて雪をまとった白銀の世界とはまた違った味わいがある。

しかし、今回は不覚にも右側の座席に座ってしまった。日高山脈が見れる西側、いわゆる左側の座席ではなかったのが悔やまれる。(右側の景色ももちろんいいですよ)

西6条41丁目のバス停

西6条41丁目のバス停。拠点にはこのバス停が一番近い。

こうした自然が日常にある土地ならではの魅力を感じながら、9時20分に西6条41丁目のバス停で下車。「らーめん山岡家」のあるあたり。

その後、学園通りを歩いて拠点に向かう道中では、枯れた草の間を駆けるリスを発見。北海道らしい自然との触れ合いが、旅の楽しさをさらに引き立てる。

リスのしっぽ

リスの背中と尻尾だけ撮影することができた。わかるかな、、、。

車中泊準備とマイブーム

10時に拠点に到着後、車にポータブル電源や毛布、寝袋などの荷物を積み込み、給油も完了。洗車は混雑のため後回しにする。

ポータブル電源

雪の日の乗降でフロアが濡れたので、後日ポータブル電源の下に100均で買ったマットを敷きました。

ゆっくりランチの時間をとりたかったが、リモートの打ち合わせ時間に間に合わせるためには、すぐに移動しなければならなかった。

ダイイチで購入した生つくねメンチカツとザンギで小腹を満たしなが、10時半にはスマホで音更昭和商学校Paletteのコワーキングスペースを予約する。ローソンでメガホットコーヒーを調達して出発。

ローソンのメガホットコーヒーとマイボトル

ローソンのメガホットコーヒーとマイボトル

最近の旅で見つけたお気に入りスタイル、それが「ローソンのメガホットコーヒーをマイボトルに入れて飲む」こと。500mlあるローソンのメガホットコーヒーを400mlのボトルには全量を移せないので、150~200mlほどカップに残す。これがまた絶妙。

冬場の移動中、冷めきる前に飲みきれる量で、温かさをしっかり楽しめる。マイボトルで持ち運びつつ、カップでホッと一息つけるこのスタイルが、今や冬旅のスタイルのひとつになっている。

音更町のコワーキングスペース昭和笑学校Paletteの快適仕事環境

ハイゼットカーゴと昭和笑学校の駐車場

ハイゼットカーゴ(シロ)と昭和笑学校の駐車場

昭和笑学校Palette

昭和笑学校Paletteの正面入口

11時47分に到着すると、以前はなかった受付デスクが新たに設置されていた。デスクには「しばらく離席中」と書かれた紙が置かれており、少し待っていると、大柄で穏やかな雰囲気を持つ男性が戻ってきた。

彼はどうやら予約履歴を確認し、こちらがリピーターであることを把握していた様子で、温かい対応にほっとする。

11月から地域おこし協力隊員で東京から音更にやってきたとのこと。そのヤマさんとの名刺交換を行う際に、関西から繰り返し訪れていることに興味を持たれ、会話が弾んだ。地域に根ざしながらも、リピーターを大切にする姿勢が伝わり、親近感が湧いた。

同世代のようだし(いや、私より若いか)、もっと話をしていたかったが、リモートの約束時間が迫ってるので、予約していた個室Cを使わせていただくことにして、ヤマさんも仕事に戻られた。

個室C

個室Cは広くて、前面の景色も心地いい。

午後は提案書作成に集中。大阪、東京、そして帯広という三拠点をリモートでつなぎながら、どこにいても仕事を進められる現代の環境のありがたさを改めて実感する。

デジタルツールと整った施設のおかげで、集中して作業が進み、16時には校正待ちの段階まで仕上げることができた。充実感とともに、この日の課題を無事終えることができた。

16時30分すぎには薄暗くなっている駐車場と車

16時40分に出たときには薄暗くなっていた。

十勝の夜とあじ福のテイクアウト

17時45分に拠点へ戻り、再び洗車に挑戦。この時間帯だと2台待ちだけだった。雪国特有の汚れた車体がようやく清掃される。18時23分、あじ福に立ち寄るが、夜はテイクアウトとwoltしか対応していないとのことで、テイクアウトで中華ちらし、あんかけ焼きそば、餃子を購入。その後、ダイイチでサッポロクラシックとおつまみを買い足し、夜のリラックスタイムを準備。

あんかけ焼きそば

初めて食べたあじ福のあんかけ焼きそば。美味しかった。

中華ちらし

帯広ソウルフードの元祖あじ福中華ちらし

味ふくの餃子のアップ

大ぶりな餃子の餡がプリプリして口から肉汁がとびだしそう。

19時22分に中華ちらしと餃子を堪能。このプリプリ感と肉汁がたまらない餃子に舌鼓を打つ。締めくくりは修正した提案書の納品で、この日は終了。

振り返れば、仕事と自然の美しさを満喫した1日。次回の旅も楽しみやね。

ほな、また明日!

今回訪問したところ

帯広空港(とかち帯広空港)

昭和商学校Palette

あじ福 みなみ野店

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