十勝岳温泉カミホロ荘~美瑛川、白ひげの滝~大島農園~かなやま湖ラベンダー畑~ぽっぽやロケ地幾寅駅~ミンタルチーズ~新得そば処せきぐち~オベリベリ温泉水光園
北海道車中泊の旅(Part7)
3日目:2024/08/08
コンテンツ
カミホロ荘で迎える極上の朝:温泉と朝食で気分は上々
さて、朝7時、目覚まし時計が鳴るより先に自然の目覚めが訪れる。カーテンを開けると高地特有のキリリと冷たい空気が部屋に流れ込み、眠気を一発で吹き飛ばしてくれる。
うーん、これぞ朝!都会のマンションではこんな爽やかさはエアコンでも再現できない。
まず向かうは、昨日から楽しみにしていたカミホロ荘の温泉。露天風呂へ一直線だ。お湯に浸かると、疲れた体がまるで溶けていくようにじんわりと温まる。
ふと目を上げれば、十勝岳の雄大な景色がドドンと広がっていて、「おい、現実世界、こんな贅沢をありがとう!」と思わず叫びたくなる。
温泉から上がると、次は朝ごはんの時間だ。ご飯を2杯食べ、すっかり満腹になったところで、もう一度温泉へ。
二度目の朝風呂は、湯船の中で今日の旅程をぼんやりと考える時間にする。
9時54分、チェックアウトの時間。カミホロ荘のスタッフに「また来ます!」と挨拶して車に乗り込む。
白ひげの滝:偶然見つけた絶景スポット
10時30分頃、車を走らせていると「白ひげの滝」の看板を発見。
「白ひげ?面白そうやん!」という軽いノリで立ち寄ったのが大当たり。
駐車場に車を停めて滝を見上げると、岩の間から湧き出た水が細い糸のように流れ落ち、その様子がまさに「白いひげ」。
滝の周りを取り囲む緑とのコントラストが美しく、見ているだけで心が洗われる。展望台から眺めると、その雄大さに圧倒されるばかり。
しかも、この滝、アクセスが良いから誰でも気軽に楽しめる。「ちょっと寄るか」でこんな絶景に出会えるなんて、旅っちゅうのは油断ならん。
晴天の日には、滝の下を流れる美瑛川の水が独特の青色に輝き、「青い池」のような神秘的な光景も楽しめる。
富良野の大島農園:絶品ふらのメロンの甘味
お腹も空いてきた昼前、富良野に到着。そこで立ち寄ったのが「大島農園」。ここでは、あの甘~い富良野メロンが育てられている。
農園の人に「一番甘いのどれですか?」と聞くと、「全部だよ!」と笑顔で返され、一本取られた感じ。
でも買ったメロンは本当に甘かった。いや、参りました。
かなやま湖のラベンダー畑で静寂のひととき
正午頃、ドライブ中に「かなやま湖ラベンダー畑」の看板を発見。どうせなら行ってみるかと立ち寄ると、時期外れの静けさが逆にいい。
ラベンダーのピークは過ぎていたけど、湖畔の風景を眺めながら車内でノートパソコンを広げて少し仕事。
これ、いわゆる「ノマド」ってやつだな。でも、周りは観光客ゼロ。まるで湖全体が貸し切り状態だ。これもまた贅沢な時間。
窓から見える湖面や吹き抜ける風が心地よく、短い作業ながらも気持ちがリフレッシュされた。
※いつもながら散らかった画像で恐縮です(汗)、、、。
ラベンダー畑の美しさを存分に楽しむには、満開の7月中旬から8月初旬。その時期には、紫色のじゅうたんのように咲き誇る花々が鑑賞できるそうです。
映画『鉄道員』の世界へ:幾寅駅でノスタルジー
映画『ぽっぽや』のロケ地の駅舎
映画『ぽっぽや』のロケ地の駅前のだるま食堂
午後のハイライトは新得町の「幾寅駅」。映画『鉄道員(ぽっぽや)』のロケ地として有名で、駅舎やホームは映画そのままの姿。
観光地として賑やかな感じではなく、どこかしんみりとした静けさが漂う。映画を観たことがある人なら、この空気感がたまらないはず。
もちろん、写真を撮りまくってきた。
幾寅駅(札舞駅) ぽっぽやロケ地の写真集 映画『鉄道員(ぽっぽや)』の内容とロケ地について 映画『鉄道員(ぽっぽや)』は、浅田次郎の同名小説を原作とし、1999年に公開された日本映画である。監督は降旗康男、主演は高倉健。昭和30年代から40年代の日本の地方鉄道を舞台に、鉄道員として...
共働学舎ミンタル:新得の自然と手作りチーズ
次に立ち寄ったのは、新得町にある共働学舎ミンタル。ここは障がいを持つ人々と共に働きながら自然との共生を目指す施設で、手作りのチーズが評判。
この日は新鮮なチーズを購入し、その濃厚な味わいを楽しんだ。施設内にはカフェスペースもあり、外の風景を眺めながらリラックスした時間を過ごせる。
新得のそば処 せきぐち:鶏天そばでランチタイム
昼食には、新得町のそば処 せきぐちを訪れた。この店は地元産のそば粉を使った自家製手打ち蕎麦が人気で、風味豊かな蕎麦を味わえる。
この日は鶏天そば定食を注文。カリッと揚がった鶏天のジューシーさと、つるりとした蕎麦の喉ごしが絶妙で、旅の途中に嬉しい一皿だった。
オベリベリ温泉水光園:サウナと露天風呂で整うひととき
17時30分、オベリベリ温泉水光園へ。サウナ→水風呂→露天風呂のルーティンで、心も体も整う。温泉の後は何もせず、ただぼーっとする時間が最高に贅沢だ。夕飯は抜いて早めに休むことにした。
北海道の美しい自然と美味しい食事、癒しの温泉を存分に満喫した一日になった。北海道の魅力を全力で堪能しつつ、
明日は、西に向かう。
ほな、また明日!
今回訪問したところ
カミホロ荘
白ひげの滝
大島農園(スイカ・メロン)
かなやま湖 ラベンダー園
幾寅駅
共働学舎新得農場 ミンタル
そば処 せきぐち
オベリベリ温泉水光園
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