北海道#7-1：灼熱の神戸-関空ベイシャトルから北海道、そして帯広へ

神戸-関空シャトル～関空～新千歳空港～帯広

2024年夏の北海道車中泊の旅（Part７）
初日：2024/08/06

初めての神戸-関空ベイシャトル：駐車場が無料

2024年8月6日（火）
朝5時半、夏の静けさの中で目を覚ます。風呂に浸かり、心身を整えながら今日の旅の準備をする。西宮から直接関空ではなく、神戸-関空ベイシャトルを利用して関空へ向かう。関空からはいつものように、空路で新千歳空港へ、さらにバスで帯広を目指す長い一日が始まる。

今回の旅は、北海道の「十勝岳温泉」と「層雲峡」がメイン。広がる山々や温泉に浸かる時間を思うと、出発前からわくわくしてくる。

初めて利用する神戸-関空ベイシャトルも、旅の楽しみをひとつ増やしてくれそう。駐車場がシャトル利用で無料になるのは嬉しいポイント。長期滞在時は、このサービスが心強い。

涼を求める北海道の真夏の旅

9時10分、ダイハツ アトレーワゴンに乗り込み、下道を走り出す。途中でガソリンを給油しながら、窓越しに見える夏らしい青空と、照りつける太陽の強さを肌で感じる。真夏の暑さの中、エアコンの涼しさに少し助けられながら進む。

10時15分、神戸-関空ベイシャトルの西駐車場に到着。港の空気はむわっと暑く、アスファルトの上で揺れる陽炎が、関西の夏の厳しさを実感させる。

それでも、吹き抜けてくる海風は心地よく、これから始まる旅に期待が膨らむ。この暑さを抜けて向かう先は、北海道。涼しい風が吹く景色を思い浮かべると、自然と気持ちが軽くなる。この旅で味わう爽やかな空気と広大な景色を思うと、暑さも少しだけ和らいで感じる気がした。

出発までの待ち時間、待合室でノートパソコンを開き仕事を進める。旅の途中でも片付けるべきことを進められるこの時間が、むしろ落ち着きを与えてくれる。待合室の涼しい環境の中で効率よくタスクを終わらせたら、あとは旅を存分に楽しむ。

瀬戸内海を越えて関空へ

11時、ベイシャトルが出航。船上で感じる瀬戸内の風は涼しい。水面に揺れる光の反射を眺めながら、ゆっくりと関空へ向かう。11時35分には関空に到着し、第2ターミナルへ移動。12時51分には保安検査場を通過し、コーヒーとエビカツたまごタルタルを食べながら、空の旅の準備を整える。

新千歳空港での旅のひととき：慣れた場所で楽しむ気取らない食事と移動準備

16時30分、新千歳空港に到着。関西の蒸し暑さとは異なる涼しい空気が出迎えてくれる。空港内のバス停に近い吉野家で牛丼カレーやポテサラ、塩さば、そしてビールをいただきながら、次の移動への準備を進める。

新千歳空港に降り立つのも、これで今年8回目。もう慣れた場所ということもあって、「せっかくやからご当地の名物を食べよう」といった特別な気負いはない。

これがまた妙にしっくりくる。旅先での限られた時間を効率的に使おうと思えば、こういう気取らない選択もいい。カウンター席に腰を下ろし、手早く出てきた牛丼に箸を伸ばす。特別感はないけれど、その普通さが心地いい。

どこに行っても変わらない味。いつもの牛丼を口に運びながら、すぐにバス停へ向かえる安心感。新千歳空港で過ごす時間は、こういう気軽さも、旅の中では意外と重要やと思う。

ミルキーライナーで帯広へ、美味しい白湯ラーメンで癒される夜

17時30分、ミルキーライナーに乗り込み、帯広へ向けて出発。窓の外に広がる北海道の風景はいつも雄大で、日常から離れた時間を感じさせてくれる。バスの心地よい振動に身を任せながら、次第に帯広が近づいてくる。

20時15分、帯広駅に到着。タクシーで帯広の拠点へ移動し、20時40分に到着。荷物を置いた後、いつもの「Noodle&Kitchen わ～るど」へ向かう。チャーシュー白湯麺が目の前に運ばれる。濃厚なスープの香りに誘われて一口すする。その深い味わいに、長い移動の疲れもとれる。

明日は層雲峡から旭川、美瑛、十勝岳温泉の予定。

ほな、また明日！

今回訪問したところ

神戸-関空ベイシャトル

Noodle&Kitchen わ〜るど