ダイハツ ハイゼットカーゴ(シロ)4WD【北海道車中泊用】【軽自動車】

軽自動車
ダイハツ ハイゼットカーゴ(シロ)パートタイム4WD
初年度登録2012年7月1日
走行距離80000km超
2024年4月19日に購入手続き。5月11日納車。

北海道車中泊用の軽自動車|ハイゼットカーゴ(シロ)購入記録

2024年4月、北海道の旅を支える新たな相棒として、ハイゼットカーゴ(シロ)が仲間入りした。このパートタイム4WD仕様の軽自動車は、初年度登録が2012年7月で、走行距離は8万kmを超えている。

だが、帯広を拠点にした車中泊ライフには十分な性能を持ち、これからの旅をともにするにふさわしい一台だ。

現車確認から即決購入まで|ハイゼットカーゴ(シロ)の選び方

白いハイゼットカーゴ

2024年4月19日、帯広市内で現車確認を行った。その第一印象は、「おっ、これはええやん」。外観は非常にきれいで、前オーナーがしっかりメンテナンスをしていたことが伺える。一方で、タイヤ付近のサビが少々気になった。

「北海道や沖縄は塩害で車がサビつきやすいって聞いたことあるな」と思いつつも、最初に見たときのハイゼットカーゴ(クロ)と比べれば、車内の状態は段違いに良い。掃除の手間が省けるのは大きな魅力だ。

オーバーヘッドコンソールがない点は少し残念だったが、それを補って余りある価格と状態の良さ。購入手続きはその日のうちに進め、約3週間後の5月11日には納車となった。

白いハイゼットカーゴ
ほぼ気になるようなところはなし。前オーナーが大事に乗られていたんでしょう。

タイヤ付近のサビ
下部のサビが少し気になったくらい。

納車後すぐのカスタマイズ|ハイゼットカーゴを車中泊仕様に

ハイゼットカーゴ(シロ)横から

納車されるや否や、さっそく車中泊仕様へのカスタマイズが始まった。帯広での滞在中に街乗りや4人乗り仕様にも切り替えやすいよう、シンプルで効率的な工夫を心がける。

ハイゼットカーゴ(シロ)正面

まずホームセンターに行き、同じような軽バンが駐車場にずらりと並ぶ中、自分の車を識別しやすくするためにライトの上にシールを貼る。

「なんか眉毛みたいやな」と思いながらも、これで一気に愛着が湧いた。

シートにTシャツを装着

次にシートにTシャツを被せ、痛みを防ぐ工夫も施した。このTシャツ、寒いときにはそのまま着込むことができるので、実は二役をこなす優れもの。

車中泊のための工夫ポイント|目隠し・床材・収納アイデア

  1. 遮光・目隠しカーテン
    • 運転席と後部座席の間仕切り: 突っ張り棒にクリップ付きカーテンリングと今治バスタオルをセット。
    • リアゲートガラスの目隠し: ダイソーのボックスカーテンを強力マグネットフックで設置。マグネットは強力なものを使用してストレス軽減。
  2. 床材のアップグレード
    • ジョイントマット: ニトリの木目調ジョイントマットを敷き、その上にDCMの折りたたみ畳を配置。和の雰囲気が心地いい空間を作ってくれる。
  3. 収納と多機能スーツケース
    • 車中泊用の荷物を入れるスーツケースは、食事のテーブルや仕事用デスクとしても活用。折りたたみデスクを載せて高さを調整。
  4. 窓の装飾
    • 後部座席の窓:プラ板で型をとり、リメイクシートを貼ったものを設置。外からの視線を遮りながら見た目もスマート。
    • 荷台の窓:すだれを強力マグネットクリップでとめる。
  5. 寝具と快適性
    • そばがら枕: 新得のそばの館で購入した小型のそばがら枕を活用。就寝時の枕だけでなく、腰当てにも最適。
    • VENTLAX インフレータブルマット: オートスピードエアバルブ搭載で、3分以内に空気を入れられる手軽さが魅力。

今治バスタオルで運転席と後部座席を仕切る
突っ張り棒にクリップ付きカーテンリングと今治バスタオルで運転席と後部座席を仕切る。そばがら枕とVENTLAX インフレータブルマット

後部座席の窓にはプラ板で型をとり、リメイクシートを貼ったものをはめこむ。

折りたたみデスクを載せて高さを調整。ニトリの木目調ジョイントマットを敷き、その上にDCMの折りたたみ畳を配置
リアゲートガラスの目隠しには、ダイソーのボックスカーテン3枚を突っ張り棒にクリップ付きカーテンリングと強力マグネットフックで設置。

車中泊用の荷物を入れるスーツケースは、食事のテーブルや仕事用デスクとしても活用。折りたたみデスクを載せて高さを調整。

ニトリの木目調ジョイントマットを敷き、その上にDCMの折りたたみ畳を配置。和の雰囲気が心地いい空間を作ってくれる。

車内の簾
荷台の窓にはすだれを強力マグネットクリップでとめる。これも畳同様に和のテイストがあって、夏は涼し気に。

夏でも夜の北海道の車中泊には毛布は必要。

細部へのこだわりと快適性の追求

ハイゼットカーゴ(シロ)の工夫の最大のポイントは、車中泊仕様と4人乗り仕様を素早く切り替えられる柔軟性だ。

例えば、荷台の窓に取り付けたすだれは、マグネットクリップで簡単に脱着可能。磁力の弱い100均のマグネットは避け、多少高価でも強力なものを選ぶことで、ストレスを減らしている。

後部座席を戻すときは、ジョイントマットを重ねて荷台に置いておけばいい。軽いし、外して重ねる手間もさほどかからない。

街乗りや日常使いも多いからこそ、細かいカスタマイズを重ねて利便性を向上させ、北海道での車中泊ライフをより快適にする計画を進めている。

北海道の旅を支える相棒|ハイゼットカーゴ(シロ)の自由な活用術

このハイゼットカーゴ(シロ)は、単なる移動手段ではなく「動く部屋」兼「動くオフィス」でもある。車中泊の自由さと快適さを活かし、これから北海道の広大な自然を巡るバンライフが待っている。

「どこに行こうか?」と考えるだけで胸が高鳴る。新しい旅の可能性を秘めたハイゼットカーゴ(シロ)とともに、まだ見ぬ景色や人々との出会いを楽しんでいきたい。

 

ほな、また北海道で!

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