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北海道車中泊の旅2日目
道の駅おとふけ:なつぞらエリアとゴジラ
2024年5月26日(日)十勝晴れ
寒さもあって道の駅おとふけで早朝4時半に起床。日中の予定を思い浮かべつつ、5時半には行動を開始した。まずは音更の町を車でドライブすることにしたが、朝の早い段階では霧が立ち込め、あまり景色を楽しむことはできなかった。肌寒い朝に少し気を取り直し、途中で立ち寄ったローソンでホットコーヒーを購入。昨日夕張で買ったたんどらあずきを頬張りつつ、一息ついた。
やがて霧が晴れ、十勝特有の澄み切った青空が広がり始める。「十勝晴れ」という言葉がぴったりの爽やかな朝になった。
そして営業開始時間に合わせて9時には「道の駅おとふけ」に到着。まずは連続テレビ小説「なつぞら」のセットを模した施設「なつぞらエリア」を見て回り、ドラマの世界観を体感する。
「道の駅おとふけ」にある「なつぞらエリア」の施設内では、ドラマで描かれた牧草地帯や広大な自然を彷彿とさせるパネル展示やフォトスポットが用意されており、ドラマファンだけでなく、初めて訪れる人も楽しめる。
しばた牧場。
しばた牧場のサイロ。
しばた家の自宅。
しばた牧場の牛舎(左)とサイロ(右)。
しばた牧場の牛舎。
仔牛の出産シーンで実際に使われた小道具。ドラマの出産シーンがよみがえる。
アニメ制作現場の撮影で実際に使われた小道具。
アニメ制作に関する展示や、キャラクターと一緒に写真が撮れるエリアもあり、なつぞらの後編の世界観にも触れながら、十勝の文化や自然への理解も深められる工夫が施されている。
ドラマで使われていたときの風景。
雪月の店内。
雪月の店内。今にも、雪次郎(山田裕貴)、妙子(仙道敦子)、雪之助(安田顕)、 とよ(高畑淳子)が右奥からかしましく出てきそう。
雪月の店内。泰樹(草刈正雄)が座っていた椅子かな?
雪月の店内。
雪月の外観。
町内のゴジラファンから音更町が無償貸与を受けた「Human size ゴジラ(1991 北海道ver.)」
「なつぞら」から一変、唐突にゴジラが。撮影に使われたスーツと同じ全長・全高ボリュームを再現し話題となった「Human size ゴジラ(1991 北海道ver.)
町内のゴジラファンから音更町が無償貸与を受け、映画会社大手の「東宝」(東京)の承諾を得て展示する。なつぞらのふる里オープン後は記念撮影スポットの一つとして人気を集めそうだ。
巨大フィギュアは、1991年に公開されたゴジラ映画第18作目の「ゴジラVSキングギドラ」(製作・配給東宝)を記念し、2017年に玩具メーカー「バンダイ」(東京)が10体限定、1体約450万円で発売した。
繊維強化プラスチック製で、高さ約2メートル、幅約1・3メートル、重さ約162キロ、尻尾の先を含めた奥行きは約3メートル。高さ約50センチの台座の上から、眼光鋭く、鋭利な牙を見せて地上を見下ろす。
町に縁の深い日本を代表する作曲家伊福部昭(1914~2006年)の関連展示の一環。町は、伊福部が作曲を手掛けたゴジラの映画音楽にちなんで、ストリートピアノなどと一緒にフィギュアを配置し、“音楽のまち音更”を内外にアピールする。
十勝毎日新聞より
道の駅おとふけ:食の宝庫
「道の駅おとふけ」は、飲食店の充実ぶりでも知られている。まず目に留まったのは、洋食プチジョアの「白いオムライス」だ。音更のブランド卵「米艶」と「よつ葉乳業」のバターを贅沢に使った一皿で、その美しい見た目は食欲をそそる。また、おなじみの「ぶたはげ」も道の駅に出店している。
さらに、音更で15年愛される「らぁめん藤」はここに移転し、新たなシグネチャーメニュー「おとふけたっぷりチャーシューメン」を提供。「そばや 然」の「十勝海霧そば」も興味深い一品。特注製粉・製麺で作られたこのそばは、地元のごぼうと牛肉を特製だれで煮込み、食べ応えがありながらヘルシーな味わいという。
「さぬきうどん工房 麦笑」の2号店もここに出店しており、釜揚げうどんや揚げたての天ぷらが自慢だ。中でも「肉ごぼう天ぶっかけ」は、音更ならではの地元食材を活かしたおすすめメニューとなっている。一方、「インデアンカレー」も十勝を代表する地元めしの一つとして堂々と存在感を示しており、ここでしか味わえない「音更町産きのeビーフ」の限定ハンバーグカレーは見逃せない。
パン好きには、「満寿屋商店」の「みちます」も外せない。小麦生産量日本一を誇る音更町の特性を活かしたパンが揃っており、中でも「なつぞらバーガー」は特に人気メニュー。「SKYPIEA」ではソフトクリームなどのテイクアウトメニューが楽しめ、帯広市内で評判の「CAFÉ GREEN」が運営する「茶屋」では、「ほうじ茶ティラミス」など和の趣を活かしたデザートも提供されている。この道の駅には何度でも訪れたくなる。