ハイゼットカーゴで始まったVAN LIFE

バンライフを始めたきっかけはハイゼットカーゴ(クロ)

私がバンライフを始めたのは、移動販売をしようとハイゼットカーゴ(クロ)の中古車を購入したのがきっかけだった。

これが私にとって初めての軽バン体験。車高が高く運転しやすく、使い勝手の良さに驚いた。そして車中泊やバンライフといった情報も目にすることが増え、こういうスタイルも全然アリな世界だなと感じて、自分でも挑戦してみることに。

北海道帯広拠点用に2台目のハイゼットカーゴ(シロ)

その後、軽バンの魅力を知った私は、2024年4月、北海道帯広市に拠点ができることになり、北海道でも同じくハイゼットカーゴ(シロ)の中古車を購入。これを北海道出張や旅行のための車中泊仕様にカスタマイズする作業が、思いのほか楽しくて、ちょっとした趣味に。

驚きの駐車場事情

まずびっくりしたのが、帯広の駐車場代。月極で2000円だったこと。こちらでは考えられない安さである。1日ではなく1ヵ月で2000円。「こんなに安いなら、車を1台置いてもいいんじゃないか」と中古車の購入前にすぐに駐車場を契約。

月イチで北海道へ!LCCで気ままな旅

帯広に拠点ができたことをきっかけに、毎月LCC(主に関空から新千歳空港のピーチ)を利用して北海道へ行くことにした。
北海道での拠点が確保されると滞在期間が5~10日程度でも3日分の着替があれば大丈夫。
宿泊はホテルに利用せず、ハイゼットカーゴ(シロ)を活用。車中泊仕様に工夫し、移動するホテル兼オフィスとして活用する。
ネット環境も移動中の峠を除けば良好なので、仕事にもほぼ影響なさそうである。

VAN LIFEで感じた「自由」

実際に車中泊仕様で旅をすると、ホテルに泊まる旅行とはまったく違う自由さを感じる。もちろん一長一短はあるが、こういう選択肢も持っていい。
予定を決めず、その日の気分で行き先を変えられる。道端でちょっと休憩して、目に飛び込む景色を楽しむ。そんな自由度がたまらなくいい。

そして、北海道で味をしめた私は、北海道だけでなく日本全国の旅をすることに。

キャンピングカーのように大掛かりなものではなく、経済的に手軽で機能的な空間を作る工夫をするのも面白い。

日常乗りの3台目はアトレーワゴン ターボ4WD

こちらで使っているハイゼットカーゴ(クロ)は、当初の目的とは変わって、今はキャンプ場に行くときに活用することに。
この車はベッドキットを車載し、完全2人乗り仕様にレイアウトしたので、週末3人で車を使うことが多い私にとっては、もう1台、車が必要になった。

そこで、週末と本州、四国、九州を巡る出張や旅行には、車中泊用として新たに中古のアトレーワゴン ターボ 4WD購入した。

それぞれの車を用途に応じて使い分けながら、新たな旅のスタイルを楽しむバンライフの魅力は、自由な旅と自分の手で作り上げる「移動部屋」にあるんだなと実感。

バンライフで巡る、日本各地ゆるり旅

バンライフ車中泊の旅では、高速道路よりも下道を走るのが基本。目的地に行くのが目的ではなく、移動中の景色を楽しむことや気になる場所や店への寄り道が目的。

ゆるりとしたペースで進むからこそ、観光地だけでなく、気になる場所や風景、小さな個人店にも気軽に立ち寄れるのが魅力だと感じている。

その土地ならではの空気を感じながら自由に移動できるのは、バンライフ車中泊ならではの贅沢。車内を自分好みにカスタマイズし、旅先でその「動く部屋」に戻ると、狭いながらも不思議な安心感がある。そんなバンライフは、単なる移動手段以上の価値を与えてくれている。

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