北海道車中泊の旅4日目(最終日)
早朝の出発と音更の道の駅での目覚め
2024年5月28日(火)、旅の最終日は4時に起床。夜中にトイレに2度起きたものの、音更の道の駅で過ごす夜はそこまで寒くはなく、まずまずの快適さだった。とはいえ、フロントガラスには湿気が溜まり、曇っていたのが気になった。冷え込む朝方の北海道特有の気候を感じながら、早朝の準備を済ませる。
4時10分、道の駅を後にする。少しお腹が空いていたので、途中でセブンイレブンに立ち寄り、「タンパク質の取れるチリソースドッグ」とコーヒーを購入した。この組み合わせが手軽でエネルギー補給にも最適だ。外の肌寒さを感じながらも、温かいコーヒーが体をじんわりと温めてくれた。
関西の大雨を耳にしつつ、拠点に戻る
道中、関西地方が大雨との情報をラジオで耳にする。帰宅後の動きが少し心配になるが、旅の最終日なのでスケジュールを淡々と進めることにした。4時50分には拠点に到着し、車を返却するためにレンタカーに乗り換えた。旅の相棒だったハイゼットカーゴ(シロ)から別の車に切り替わると、旅の終わりを少しずつ実感し始める。
5時10分には再出発。静かな朝の道を進み、6時46分に「日高樹海道の駅」に到着した。ここは行きでも立ち寄った場所だが、戻ってくると旅の始まりと終わりをつなぐ特別なスポットに感じる。休憩を挟みながら、無事に目的地へと向かう準備を進めた。
8時45分、レンタカーの返却前にガソリンを満タンにしておく。8時57分、バジェットレンタカーに到着。スムーズに車を返却し、その後は送迎バスで新千歳空港へ向かった。移動中、Pixel 6のSIMが昨日から時々不通になる不具合が気になったが、対応は後回しにすることにした。
新千歳空港では、まずチェックインと荷物の預け手続きを済ませる。保安検査場では、持参していたペットボトルとGoProで引っかかるという小さなハプニングがあったが、特に問題なく通過。朝食は空港内の食堂でとることにした。熱々の食事を楽しみながら、待ち時間を利用して少し仕事も進めた。ところが、ThinkPadのバッテリーが放電しており、残量が30%しかないことに気づく。飛行機の中で作業する予定だったが、バッテリーの残りを考えると計画を変更する必要があった。
10時35分発の便に搭乗。離陸までの流れは順調で、北海道の景色に別れを告げながら空の旅が始まった。約3時間後の13時15分、関西国際空港に到着した。
関空に降り立つと、予想通りの大雨。傘を持っていたものの、雨脚が強く、ずぶ濡れになりながら第6駐車場まで車を取りに向かった。移動は少し大変だったが、ようやく車に乗り込むと一安心。そこからは雨の中を慎重に運転し、15時に自宅に到着した。
帰宅後はすぐに風呂に入り、仕事を片付ける。続いて、溜まった洗濯物を室内干し。その後は近所のスーパーで購入していたとろろを使い、そば、冷凍玄米、白米と組み合わせてドライカレーを作り、食事を楽しんだ。北海道でのグルメとはまた異なる味が、帰宅したと改めて実感する。
最終日は少し慌ただしかったものの、旅全体を振り返るとハイゼットカーゴ(シロ)での車中泊も経験でき、充実感した内容だったように思う。来月の北海道車中泊の旅も楽しみだ。