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帯広拠点探しの旅4日目(最終日):2024/03/14
8時41分にホテルをチェックアウト
旅の終わりは、やはり少し寂しい気持ちになるものだ。それでもこの日は快晴に恵まれ、気持ちよく1日をスタートすることができた。2024年3月14日(木)、最終日は6時半に起床。帯広の朝は澄み切った青空が広がり、空気は冷たいものの清々しい気分になった。前日までの滞在と長時間のウォーキングで体力は少し削られていたが、この爽やかな朝の空気が疲れを吹き飛ばしてくれる。まずはシャワーを浴びてさっぱりし、身支度を整えた。
8時41分にホテルをチェックアウト。旅先でのホテルを出る瞬間はいつも名残惜しいが、次の目的地への期待感もあり、気持ちを切り替える。この日は特にスムーズにチェックアウトが済んだため、駅ナカのセブンイレブンで軽く朝食と飲み物を購入。セブンイレブンはどこでも見かけるチェーン店だが、帯広駅ナカのセブニレブンでは地域限定の品揃えも多く、旅の終わりにもう少し北海道らしさを感じることができた。
ミルキーライナーで新千歳空港へ
9時、ミルキーライナーに乗り込み新千歳空港へ向かう。十勝から空港へ向かうバス旅は、景色の移り変わりを眺めるだけでも楽しい。車窓には十勝平野の広がりと、ところどころ雪化粧をまとった大地が広がり、冬の終わりを告げるような静かな風景が続いていた。途中、9時27分には「道の駅おとふけ」にあるなつそら公園で停車。ここでは短い休憩時間があったため、軽く外に出て空気を吸い込んだ。道の駅で乗り降りする人について気になり、バスの運転手さんに尋ねてみた。すると、ここには無料駐車場があるため、札幌や道外への出張に出る人たちが車をここに停めて、バスを利用して新千歳空港まで向かうのだと教えてくれた。バスは順調に進み、11時43分には新千歳空港に到着。空港は多くの観光客で賑わっており、活気のある雰囲気に包まれていた。
新千歳空港での昼食とひととき
空港に到着してから最初に向かったのは、回転寿司の有名店函太郎。北海道旅行の締めくくりにはやはり海の幸を味わいたいと思い、新鮮なネタが並ぶ寿司カウンターで贅沢な昼食をいただいた。ウニ、いくら、かにみその一貫一貫が口の中でとろけるようだった。寿司と一緒に注文したビールも格別で、旅の疲れを癒してくれるような贅沢なひとときだった。
昼食を終えた後、14時までに保安検査を済ませる。搭乗まで少し時間があったので、空港内にある充電のできるデスクスペースに移動し、軽く仕事を進めることにした。空港にはこうした便利なスペースが多く設けられており、特に充電可能なデスクは出張者や観光客にとってありがたい存在だ。旅先でもオンラインで作業できる環境が整っていることで、空いた時間を有効に活用することができた。
フライトと読書の時間
15時50分、搭乗が始まり飛行機に乗り込む。機内では、Kindleで読み始めた「日本人のための第一次世界大戦史」を開く。この本では、蒸気機関や鉄道、通信の発展が戦争の形を大きく変えた点について詳しく解説されており、非常に興味深かった。普段あまり考えることのない視点から歴史を学ぶことで、新たな発見が次々と得られるのは読書の醍醐味だ。特に「ロジスティクス」という言葉が兵站に由来するという点は、これまで意識したことがなかったため、新鮮な驚きだった。
飛行機はほぼ予定通りに運航し、17時50分に関西国際空港へ到着。降機後はすぐに高速道路を使い帰路についた。帰宅したのは19時24分ごろ。荷物を片付け、まずは風呂で旅の疲れをしっかりと癒した。
帯広の拠点が決まったので、次回は車中泊用の中古車購入の番だ。